油断大敵

油断大敵。 昼からクライアントの年末のおせち料理のオードブルの撮影。

前回から「たべもの」の撮影のコツをマスターしたので、自信満々でセッティングをして臨んだ。 ところが、前回と同じセッティングにもかかわらず、試し撮りの段階で全く外部ストロボ装置が同調しない！したがってモニタで確認しても「真っ暗」の写真が記録されるのみ…。 「ちょっと待って下さいよ～」と言いながらも、内心は、「こんなハズでは…」と焦れば焦るほど冷静な判断が出来なくなって、「ちょっとクロスの色を変えてみましょう」とワケが分からないことを試したり。

クライアントが、「今日は曇ってるからテラスで撮ってみよう」と言われたので、この調子なら室内よりは外の方がマシかも、と思い、照明無しの自然光で撮ってみたが、やっぱり全然ダメ。 もうこうなったら、セッティング、レンズ、全部ゼロから考え直して組み替えてみた。そして外部ストロボの切り替えスイッチがあったので、ダメ元で切り替えてみた。そうしたら、「直った～！」 だいたいマニュアルなんか読まない直感人間なので、機械なんて、触っているウチに何とかなるやろ～的に考えている。撮影の前にはいつも、事務所で一旦試し撮りをしてから行くのだが、今回だけは油断してしまった。

後半は、見違えるように美味しく見える写真になったが、肝を冷やした一日だった。