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現実しか見えていない高校生

wizzplanning, 2006年4月29日2024年3月30日

周南市の「ヒト・輝きプロジェクト」の行政と民間の恊働事業に企画を提出して採用されたプロジェクトが、やっと動き出しそうになった。

当初は複数の似たような企画をまとめて実施する方向だったが、どう考えても無理という事になり、一番現実的な自分の案を具体化するということになった。「ドリームサポート塾」というタイトルのこの企画は、自分としては6年前に企画書を作って、各方面の方々から絶賛されてはいたが、実現するにはお金の問題を解決しなければならず、お蔵入りとなっていた。

地元で活躍する自分のブレーンを中心に講師役となり、子供たちが憧れる職業の人達の生き様を学ぶという主旨の塾なので、決して勉強を押し付けるのではないし、最終的な目的は、将来彼らが地元で働いたり起業したりして、「ヒト」の力で我が街の活性化を図ることなのだ。

今回、企画提案者の自分はコーディネーターに徹するとしても、現在趣旨に賛同してくれている自分の気の置けない仲間達の他にも、子供達が憧れる職業があるかもしれないので、リサーチの意味も含めて、行政側にお願いして、アンケートを実施してもらった。

アンケートは母校徳山高校の1年生306人が対象で、先日アンケート結果を見せてもらったが、正直腹が立って来た。このプロジェクトの主旨をかなり間違えて捉えているのか、基本的に生意気なのかわからないが、「どういう職業の人のお話が聞いてみたいか?」という質問には、上位から「タレント」「プロスポーツ」「弁護士」「冒険家」「通訳」「医者」「アナウンサー」「デザイナー」「漫画家」「学校の先生」「起業家」「ゲームクリエイター」「建築家」「保育士」「美容師」…と続いて、まあ順当な結果なのだが、意見、要望の中には、「名のある講師を呼んで欲しい」「どうせ呼ぶなら有名な人を呼んで欲しい。周南市で働く人はやめてほしい(田舎なので参考にならない)」「日頃、縁のないような人々の話が聞いてみたい」「業界の幅が狭い。受講料が有料ならあまり行きたいとは思わない」など、もうこの時点で発想が貧困で、話を聞くという受け身の講座としか捉えていない。

押しつけ教育、詰め込み教育の結果、なまじ進学校に進んだばっかりに大学受験という目先の事しか見えなくなっている。自分もそうだったが、大学進学という現実があったので、高校生の時が一番「夢」がはっきりしていなかった。むしろ小学生、中学生を対象に、このプロジェクトは進めるべきなのかもしれない。

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