フォトグラファーと

今日は長門のO山荘のブライダルパンフレット用の、モデルを入れての重要な撮影日。

パンフレットの出来栄えを左右する人物中心の撮影なので、カメラマンの宮本ちゃんとは入念に打ち合わせをした。

最近、パンフレット等ページ物の印刷物をデザインする時には、どうしても紙面の構成上、やりたいことに限界があり、せっかくのいい素材が活かせないジレンマに陥っている。たかだか数ページのパンフレットに、これでもかこれでもかと何もかも載せたいあまりに、写真も豆粒みたいになってしまって結局何のための写真なのか訳が分からなくなるようなものだけは創りたくないのだが、同じ目的のものをDVDで創ろうとすると、話が全く変わってくる。グラフィックデザイナーも、そろそろ発想の転換をしないと生き残れない時代になりつつある。

そして今日は、改めて思った。やっぱり宮本ちゃんはいい写真を撮るなあ～！今日はモデルさんが自分の想像以上に自然な笑顔をしてくれたので、ちょっとパンフレットの構成をもう一回ゼロから考え直そうかな、と思うくらいのいい写真が撮れた。本当は夜9時頃までかけて、あと数カット撮る予定だったが、急に雨が降り出して止みそうにないので後日撮影することで今日は終了した。

下の写真は、モデルのカップルの代わりに自分とスタッフの萩原が撮影場所のロケハンをしているところを宮本ちゃんに撮ってもらったスナップ。このジャケットでCD出そうかな…。それにしても腹が出てきた、残念っ！！