怖い学校

またまたデザインには関係ないが（最近ホントに関係ない…）、相模原市で、株式会社小学校が認可されたという今日のニュースには驚いた。

私学も遂にここまで来たか！という感じ。ただ、既にこのスクールには小学1年から5年まで83人の生徒がいて、1学年18人の少人数制だが校舎は学校教育法の基準を満たしていないので今までは無許可の私塾扱いだったらしい。そして子ども達の保護者も、このままでは教育基本法の就学義務違反に問われると記事に書いてある。（認可が出たのでこの問題は解消されたが）

よくこんなスクールに親は子どもを通わせていると思う。もう何でもアリじゃ。 ちなみに このスクール、入学金が100万円！大学か！ 分かりやすく言うと、学習塾がそのまま小学校になったのだ。親としても、イジメの問題やら学級崩壊などの問題を抱える普通の小学校に無理矢理通わすぐらいなら、小学校の認可が下りそうな塾の方がマシ、と考えるのかもしれないが、こういう親は、間違いなく普通の学校ならモンスターペアレントになる可能性があると思う。（超個人的な見解）

とにかく我が子の事しか考えていない親が多すぎるのだ。 学校は勉強だけするところか？違うだろ。 心身ともに未熟な子どもが集団生活を義務教育の9年間、友達や教師と一緒に過ごす事によって健全な社会人になるための基礎を作るところだろ～。

こういう「個人」主義の私学が当たり前と思って育った子どもが大人になった時の日本が本当に怖い。