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島津幸男という人。

wizzplanning, 2011年4月25日2024年4月3日

選挙結果は、想定外の大差だった。

それにしても、3週間前まで全く出馬の噂すら無かったのにここまでの大差になるとは…。 島津市長も次の4年間を視野に入れてのいろんな政策がようやく、という段階のものが多かっただけに、志半ばでの急展開は、さぞ無念だろうと推察する。 まずは4年間の激務、お疲れさまでした。

自分は島津市長の「市長の仕事の仕方」は、結構好きだった。 ハラハラドキドキする発言も多かったけど、それだけ市政に市民が注目する機会が増えたし、言い方は変だけど「面白かった」。歴代の市長で、こんなに精力的に市内を隅々まで休みなく動いて行かれた人は居なかったはず。 問題発言とか独裁的という評判が度々記事にもなったが、元々企業の経営者の島津さんが市役所という枠の中で社長の仕事をしようとしたから違和感があったのかもしれない。 島津さんは話題が豊富な人だったからなぁ…。

メディアの現場で取材する人も、「会社は批判的だけど僕は好きですね」という人が多かった。 周南市のトップセールスマンとしての功績は大きいと思うけどねぇ。 「狂気を演じられるのは知性と理性」だが、わざと新聞記者が飛びつくような発言をされたり、必ず笑いを取るような挨拶をするのを計算ずくで、というのも本人に確認したことがある。 元々自ら「汚れ役」になる事を了解済みで東京から引っ張られた人だから。 それにしても「書かれる側」になるという事は大変なことだ。

今回の市長選、挑戦者は未知数、現職は4年間の全てが評価の対象。 当然書かれる事は圧倒的に現職に対すること。良くて当たり前、すべて減点方式で評価される傾向にあったと思うが、本当にいろんな事を書かれ、政策とは何の関係もない風評被害が大きかった事だけは残念、というか、周南市民として情けない部分。 本人はまだしも、家族の身になって考えたら、どんだけショックな事かわかるはず。

現職有利の情勢の中でのこの結果は、現職に対する積極的な批判票と見るのが一般的な見方だが、それだけに新しい木村市長には今以上の期待の目が集中し、「書かれる側」に攻守が逆転した。 また同じ事が繰り返されないように祈るばかり。

もっと根本的に間違っている事、 周南市の「顔」を決める市長選の投票率が半分にも満たない事。 これは、選挙権を持っている市民が「市長なんて誰でも良い、どうせ誰がやっても周南市は変わるワケない」と思っている証拠だよ。選挙権の価値もずいぶん安っぽくなったものだ。

「ねえねえ、なんで選挙の投票率が49%なん?」と子どもに聞かれたらこう言おう。 「こんな大人になっちゃダメだよ!」

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