民生委員のスタート日

先月（11月）は、6年半飼育したヤギ2頭を手放すための準備や実際の移送等に明け暮れた1ヶ月で、実際ヤギが居なくなると少々感傷的になった。

ブログのペースも、再開してからなかなか筆が進まない。本業の仕事が忙しい時の方がブログも寸時を惜しんで書く気にもなるのだが、創業以来最悪のペースで低空飛行している。

そんな中、周南市の民生委員を引き受けることになり、今日は文化会館で新任の民生委員の委嘱式が盛大に行われ、また今までと違う新しい世界に足を踏み入れた。

今日から周南市では新しく354名もの人が民生委員に委嘱されて活動するので、そんなに特別大変な労力を使う役目だとも思ってないが、地域によっては民生委員を次世代に替わりたくても「なり手」が無くて、75歳を過ぎても引き継げず、元気な老人が独居の老人を見回るというい悲しい現実が普通に行われている。自分も還暦を過ぎたので若くは無いが、ほとんどの民生委員さんは自分よりも年上の方が圧倒的に多いようだ、これでいいのか周南市？

委嘱式を終え、早速横浜町の独居のお宅を前民生委員の安達さんと一緒に訪問した。まあ同じ町内会なので歩けば町内全部回っても数十分、ただし、今までは同じ班の方の家以外ほとんど知らなかったので、こんなに独居の方が多いのか・・・・・・・という、ちょっとショックな現実に愕然とした。

立派な構えのお宅が多い横浜町だけど、ほとんど若い人が出ていかれて親しか住んでいない。自分のように実家に帰って（実家の敷地内に家を建てて）住んでいる人間がほとんどいない。

今日訪問した独居の方は、みなさん快く自分を迎えてくれて、なんか不思議な感覚だった。同じ横浜町の自治会なのに全く知らない世界を見たような気がした。

自分もあと20年経てばこうなるのか・・・。