折り込みチラシの効果 wizzplanning, 2006年1月10日2024年3月30日 今年一発目の販促の仕事は、山口県から遠く離れた兵庫県のクライアントの新聞折り込みチラシだったが、実に難産だった。 過去2年間の月毎の売り上げを見ながら、現段階では折り込みチラシを打たない月は売り上げが芳しくないので、今年も毎月最低1回はチラシを折り込む方向で動いているが、自分的には少し違う方向性を提案していくつもり。 通常販促計画を提案するときは、まず媒体すなわちテレビ・ラジオ・DM・新聞・折り込みチラシ・看板等のサイン関係・店頭装飾・インターネット等の特徴やメリット、デメリットを説明する。そして実は口コミに勝る広告もないこと、従業員の「感じ」が良いことが実は一番重要なことも付け加える。 そして折り込みチラシの場合、即効性を期待しがちだが、手っ取り早く「ディスカウント」してしまうと、それは即効性があるが、結局「安い」事以外に何の魅力もなくなってしまって、資本にものをいわせたディスカウントショップ以外は生き残れない。 特徴を出しながら目線をお客様のところまで下げて、決して安売りだけで勝負しない、こういう広告戦略は少し時間がかかり、それまでに「チラシの効果が全然無いじゃない」と言われるとちょっと辛い。 世の中に新聞が誕生してから130年余り。テレビが誕生して50年。 多分折り込みチラシという媒体の歴史もそんなに長くはなく、インターネットが誕生して10年。折り込みチラシに頼る時代は、もうそう長くはないし、テレビとインターネットの融合は、広告業界も劇的に変えるし、我々の仕事も劇的に変わるはず。 未分類