ミンミンゼミの鳴声に地球の変化を見た。 wizzplanning, 2011年8月20日2024年4月6日 事務所で仕事をしていたら、「ミンミンミンミン・・・・・」というミンミンゼミの鳴声が微かに聞こえてきて、思わずラジオを振り返った。 いや、ラジオからじゃない! 外で鳴いているミンミンゼミの鳴声だった!!! そんなバカな! 49年徳山で生活していて、こんな街中にミンミンゼミが居るはず無いのだ。 外に出てみると、完全にミンミンゼミの鳴声だった。 子供の頃昆虫博士だった自分としては衝撃的な出来事だった。だから、昆虫採集も死ぬほどやってきたけど、ミンミンゼミだけは実際に捕まえたことが無い。 生体系の異常事態じゃ~!と思ってネットで検索してみた。(本当に便利な時代だね) ミンミンゼミは関東周辺では東京都内の市街地には普通に生息しているらしく、それもちょっとびっくり。でも西日本の平地にはほとんど生息していない。 自分は周南市内では鹿野でミンミンゼミの鳴声を聞いたことはあるので、ある程度の高地で、涼しいところにしかミンミンゼミは生息していないというイメージがあった。 ただし、最近は西日本の平地でミンミンゼミの鳴声が聞かれる事例が多くなっていて、この傾向は標高の高い場所で生息していたセミが標高の低い場所へと降りてくる動きが全国的に見られるらしい。理由はわかっていないが、可能性としては、昆虫は将来の地球寒冷化を見越して一足先に寒冷な土地から温暖な土地へと移動しているというのだ! 地球温暖化ならぬ寒冷化! すごい昆虫の環境順応能力! 人間はいつか地球から取り残されるのか? 未分類