捨て案を創る意味。 wizzplanning, 2012年3月22日2024年4月8日 先日、ある企画のロゴマークをコンペ形式で選定するので、3案ほど提出してくれないか、という連絡をいただいた。 軽い感じで承けたものの、結局提出日前日まで取りかかれず、ギリギリになって制作開始。 1案目は瞬間的に思いついたのでスケッチして下絵をトレースして微調整。 複数の案を出すときに困るのが、自分がイチ押しのつもりのデザイン案以外の案は、いわゆる「捨て案」なのだ。この捨て案制作が最も時間がかかる。テイストの違うモノを創らなければ、というこだわりもある。でも3案を比べたときに、イチ押しの案よりも少しだけ「何か」足りない感を出したい。 今回も、捨て案づくりに丸一日費やしてしまった。(たまに捨て案の方が採用になったりすることもある。よくある話。) いくら捨て案といっても、それなりのクオリティーのものを出さないと、他のデザイナーからも案が出るので変なものは創れない。 結局、最初に創ったものが選ばれたらしいので意図したことが伝わったということでひと安心。 未分類